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孤独な子どもたちへのエール

富盛菊枝


富盛菊枝児童文学選集 3
ぼくのジャングル


2016年4月刊
四六判並製300頁
定価 1800円+税
ISBN978-4-87714-462-3 C0393


●目次
●書評
●関連書



物園の赤んぼザル・ピッキィと友だちになったぼくは、空想のジャングルで自由に遊び、ついにはピッキィを囲いから逃がす。
著者が児童文学者として第一歩を記した表題傑作他13篇を収録。
巻末に小宮山量平、さねとうあきら、深海秀俊ら6氏の作家・作品論を付す。選集全3巻完結。
子どもたちに想像力のつばさを。



〈著者紹介〉

富盛菊枝
(とみもり・きくえ)

児童文学作家。日本文藝家協会会員。日本女子大学家政学部児童学科卒。
著書:『ぼくのジャングル』(1965年,理論社)
『鉄の街のロビンソン』(1971年,あかね書房)
『子どものころ戦争があった』(共著,1974年,あかね書房)
『わたしの娘時代』(編著,1974年,童心社)
『いたどり谷にきえたふたり』(1985年,太平出版社)
『おやおやべんとうくまべんとう』(1986年,ポプラ社)
『さまざまな戦後 第1集』(共著,1995年,日本経済評論社)
『51年目のあたらしい憲法のはなし』(共著,1997年,洋々社)
『金子みすゞ花と海と空の詩』(共著,2003年,勉誠出版)
『知里幸恵『アイヌ神謡集』への道』(共著,2003年,東京書籍)
『子どもの時のなかへ』(2004年,影書房)
『故郷の川を遡る鮭の背に』(2013年,影書房) 他





◆『いたどり谷にきえたふたり』 目次◆


ぼくのジャングル


青いこねこ
マサコ
ピッキィよ、とべ


〝びっこ〟のはと
消えてなくなれ
階段のてっぺんで
どろくさい雨
Qの子
へいの上のおかあさん
おまじないの空


山のタランボとユリ根っこ大阪
ミミズのはくしょん
ぼくのチョッキのうしろくん

作品・作家論抄
『ぼくのジャングル』論―菊地慶一
おかあさんたちへ*小さな解説―『ぼくのジャングル』―小宮山量平
空白の地図の探検―『鉄の街のロビンソン』―山下明生
富盛菊枝論―その人と作品―深海秀俊
富盛菊枝論―原 民夫
富盛菊枝さんへの手紙―さねとうあきら

あとがき







書 評




(準備中)







◆関連書◆

 『鉄の街のロビンソン』 富盛菊枝児童文学選集 1

 『いたどり谷にきえたふたり』 富盛菊枝児童文学選集 2

 『故郷の川を遡る鮭の背に』 富盛菊枝 著

 『子どもの時のなかへ』 富盛菊枝 著/三好まあや 版画