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★レイシストと対峙してきたカウンターの素顔
李 信恵 編著
鶴橋SQUARE スクエア
2025年8月18日刊予定
四六判 並製 366頁
定価 1900円+税
ISBN978-4-87714-505-7 C0036
装画 : 金 明和
●目次
●書評
●関連書
「差別主義者に居場所はない!!」
「レイシスト帰れ」
「私の友人に手を出すな」
「仲良くしようぜ」
「KANSAI AGAINST RACISM」
……
大阪のコリアンタウン・鶴橋をはじめ、
関西各地でくり返されてきたヘイト街宣・ヘイトデモ。
これに抗議の意思をぶつけるため、どこからともなく集まってきた
〝反差別カウンター〟の人たち。
彼・彼女らは、 何をきっかけに、どんな思いで路上に立ったのか。
それぞれの涙と笑いの10年を、
自らもカウンターに立ち、「反ヘイトスピーチ裁判」でたたかってきた
李信恵氏による32名へのインタビューでふりかえる。
〈編著者紹介〉
李信恵(リ・シネ)
1971年生まれ。大阪府東大阪市出身の在日コリアン2.5世。フリーライター。
大学在学中から記者としての活動を始める。インターネットのニュースサイトや新聞、月刊誌などの媒体でライター、取材記者として活躍。日本の差別問題、日本軍「慰安婦」問題、教育問題等に取り組む。
2014年「やよりジャーナリスト賞」受賞。
在特会・桜井誠元会長とまとめサイト・「保守速報」を訴えた2つの「反ヘイトスピーチ裁判」では、それぞれ2017年・2018年に勝訴、いずれも人種差別と女性差別の「複合差別」を認める判決を勝ちとった。
著書に『#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル』(影書房、2015年)、『#黙らない女たち―インターネット上のヘイトスピーチ・複合差別と裁判で闘う』(上瀧浩子との共著、かもがわ出版、2018年)ほか。
日本人の夫、息子、コピ・パル・ソルの3匹のネコと暮らす。
書 評
(準備中)
◆関連書◆
『#鶴橋安寧――アンチ・ヘイト・クロニクル』 李 信恵(リ・シネ) 著
『日本型ヘイトスピーチとは何か――社会を破壊するレイシズムの登場』 梁 英聖(リャン・ヨンソン) 著
『ヘイトスピーチはどこまで規制できるか』
LAZAK(在日コリアン弁護士協会) 編、板垣竜太、木村草太 ほか著
『私たち一人ひとりのための国際人権法入門』 申惠丰 著
『友だちを助けるための国際人権法入門』 申惠丰 著
『映画でみる移民/難民/レイシズム門』 中村一成 著
『私たちの歴史を癒すということ――ワイタンギ条約の課題』 ロバート & ジョアナ・コンセダイン 著
『ロマ 「ジプシー」と呼ばないで』 金子マーティン 著
『彷徨夢幻』 李 正子(イ・チョンジャ) 著
『鳳仙花のうた』 李 正子(イ・チョンジャ) 著
『歌集 沙果、林檎そして』 李 正子(イ・チョンジャ) 著
『父とショパン』 崔 善愛(チェ・ソンエ) 著
『歌集 一族の墓』 金 夏日(キム・ハイル) 著
『あの壁まで』 黄 英治(ファン・ヨンチ) 著
『記憶の火葬――在日を生きる―いまは、かつての〈戦前〉の地で』 黄 英治(ファン・ヨンチ) 著
『羊の怒る時』 江馬 修 著